デジタルヘルスサービスへの取り組みを強力にサポート

最先端の医療DXを地方から

スズケン カスタマーサクセス部CS推進二課 × 北陸エリア

スペシャリティ医薬品トレーサビリティシステム「キュービックス」の導入・管理運用支援を担うカスタマーサクセス部CS推進二課。北陸エリアにおいては、デジタルヘルスサービスのご案内も同時に行っています。お得意さま・社内ともにデジタルに対する温度差のある中、現場への普及推進を支援してきた担当者が、日本の未来の医療と将来のMSの役割について語ります。

デジタルでどう変わるのか、まずイメージを持っていただく

お得意さまにも社内にもデジタルに対して苦手意識を持っている方が、まだまだ多いと感じています。その方々に対しては、デジタル化が必要とされている背景からお話しし、デジタル化の必要性を感じていただく活動をしております。日本では2040年に働き手の世代が2015年と比較して約23%減ると言われています。従業員が100人だった場合、77人しか実質的に雇えなくなる。日本全体で考えると防衛・警察・消防・経済・エンタメなどの人数は落としたくない。となると、やっぱり医療は効率化していかなきゃいけないですよね。「今と同じスタッフ数で倍の患者さんを診ようとしたら、デジタル化必要ですよね?」と、将来の為に必要なことなんだというイメージを持っていただくようにしています。

デジタルに苦手意識のあるMSに対しては、1日同行を通してそっと背中を押し、一人立ちを支援する。一方、自ら熱い発信をするMSがいる支店では、支店全体にその熱が伝わり、デジタルのレベルが自ずと上がっていく様子に圧倒されることも。
デジタルに苦手意識のあるMSに対しては、1日同行を通してそっと背中を押し、一人立ちを支援する。一方、自ら熱い発信をするMSがいる支店では、支店全体にその熱が伝わり、デジタルのレベルが自ずと上がっていく様子に圧倒されることも。

デジタルを紹介することで、お得意さまに喜んでいただける場面が圧倒的に増えた

キュービックスを導入する場合、薬剤部の運用ルールが少し変わることもあり、最初は否定的な姿勢のお得意さまもおられます。ところがいざ導入が決まって運用が始まると、減耗リスクだけでなく高額冷所品管理の精神的な負担も相当減るので「本当に便利!凄いね」「これは全病院入れたほうが良い」と言って頂いたりなど、とても喜んでいただいています。ユビーリンクでは、「本当に患者さん来たよ、ありがとう」とか、Dr.JOYをご紹介した薬局様では、「こんなことも出来るんだね、凄いね」とおっしゃっていただいたり。スズケンは協業企業が非常に多いので、どんどんつないで、お得意さまにより便利に使っていただけるようになれたらと思います。

お得意さまに「ありがとう」と感謝されたり「すごいね」と感動していただくことは、MSにとって仕事冥利に尽きるかけがえのない体験。そこを感じとってどんどんデジタルにのめり込むMSが増えてきていると感じる。
お得意さまに「ありがとう」と感謝されたり「すごいね」と感動していただくことは、MSにとって仕事冥利に尽きるかけがえのない体験。そこを感じとってどんどんデジタルにのめり込むMSが増えてきていると感じる。

常にお得意さまの身近にいるMSの力で未来の医療に貢献したい

医薬品卸は、災害が起きても医薬品を届けるという使命を持っています。日本は非常に災害が多く、北陸でも1~2年前に大雪の為に1週間ほど流通が滞った時期がありました。配送を休む業者もある中、スズケンでは通常の配送担当者に加えてMSも配送を行ったことで、なんとか乗り切ることができました。デジタルは今後の日本の医療には必要な仕組みで、スズケングループのMSは今まさに本当の意味でのMS=Marketing Specialistになりつつあります。常に医療の身近にはMSがいて、災害が起きた時には配送としてのマンパワーにもなる、というのが日本の医療には絶対に必要です。デジタルについてもスズケンのMSに大いに期待していただけたらと思います。

石川県加賀市は健康・医療への取り組みが評価され、地域のデジタル化と規制改革を強力に推進する「デジタル田園健康特区」に指定されている。デジタルは地方から発信して都市部が倣うところまでもっていきたいと意気込む。
石川県加賀市は健康・医療への取り組みが評価され、地域のデジタル化と規制改革を強力に推進する「デジタル田園健康特区」に指定されている。デジタルは地方から発信して都市部が倣うところまでもっていきたいと意気込む。