「医薬品卸のスズケン」から「デジタル卸のスズケン」へ

「医薬品卸のスズケン」から「デジタル卸のスズケン」へ

スズケン 茨城営業部

デジタルヘルスサービスのご紹介は、普段からお得意さまをよく知るMSが、お得意さまとじっくり会話を重ね、真のニーズに沿った具体的な使い方も含めてご提案を行っています。営業部全体で活発にデジタルヘルスサービスの普及推進に取り組む茨城営業部から、MSの実際の活動の様子を紹介します。

導入にあたっては、お得意さまのご納得感を最優先に

お得意さまには、弊社のご用意しているデジタルヘルスサービス、例えばユビーリンク、MCS、Dr.JOYといったサービスが、どういうことを可能にするのかという趣旨をまずしっかりとお伝えしています。先生方も医療のDXに関して、なかなか情報収集できない、触れる部分が少ないといったご事情がある反面、いずれは必要となることもよく理解されていて、かなりご興味もお持ちです。何度も訪問して面談させていただき、「数年後に間違いなく動き出すシステムですから」と、今のうちに入っておいていただくことのメリットをお伝えして、お得意さまに十分ご納得いただいてからご利用いただくことを心掛けています。

普段の訪問を通して、「このお得意さまにはこのサービスが合う」との仮説はあるが、会話の中で思わぬ潜在ニーズを発見することも。以来、スズケンが手掛けるデジタルヘルスサービスを基本的には漏れなく全てご紹介するようにしている。
普段の訪問を通して、「このお得意さまにはこのサービスが合う」との仮説はあるが、会話の中で思わぬ潜在ニーズを発見することも。以来、スズケンが手掛けるデジタルヘルスサービスを基本的には漏れなく全てご紹介するようにしている。

多方面からのアプローチで、そのお得意さまにピッタリの使い方をご提案

MCSは、患者さまやご家族も招待可能な医療介護連携のコミュニケーションツールです。あるクリニックさまへご提案したところ、最初は「まだ必要ないかな」というご反応でした。その先生が施設長をされている老健施設にもご紹介したところ、当時先生とのやり取りはFAXと電話で、FAXは文字がかすれて読みづらく、電話はお忙しい時に先生の手を止めてしまうことを施設さまが大変気にされていました。そのことを先生にお伝えし、患者さまを入れずに、先生と施設さまだけで使っていただくことをご提案したところ、数日後、施設さまから「先生と今チャットでやりとりしています、すごくいいですね」とお電話をいただきました。ニーズに合ったご提案ができ、本当に良かったなと思っています。

コロナ禍ではあっても、日々のお得意さまとのコミュニケーションを欠かさないように心がける。実際に訪問して院内のご様子を知る、会話してお得意さまのお考えを知るといった、入社当時に学んだMSとしての基本行動が、デジタルの活動においても礎になっていると感じる。
コロナ禍ではあっても、日々のお得意さまとのコミュニケーションを欠かさないように心がける。実際に訪問して院内のご様子を知る、会話してお得意さまのお考えを知るといった、入社当時に学んだMSとしての基本行動が、デジタルの活動においても礎になっていると感じる。

スズケングループにしかできない「つなぐ」役割を果たすために

先ほどのMCSの例のように、デジタルヘルスサービスで、ちょっとしたヨコとヨコのつながりを作れるのはすごく良いことだなと思っています。あるサービスを茨城県全体で使っている、というのはもちろん素晴らしいのですが、処方元と門前薬局さま、医師会どうしがつながり、講演会の案内を送っていただくなど、小規模であっても、そのサービスを継続してご使用いただくことが大事だと考えています。お得意さまとお得意さま、お得意さまとMRさま・メーカーさま、そして患者さまをつなぐ役割は、卸であるスズケングループにしかできません。今後は「デジタルのスズケン」とも言っていただけるように、最低でも1日数回はデジタルをしっかり話せるようにしていきたいと思っています。

多種多様なサービスをまとめて医療現場にお届けするのは、まさに卸のMSにしかできない仕事。まずはそれらのサービスを包括的に使用できる基盤である「コラボポータル」をお得意さまへしっかりとご案内していく。
多種多様なサービスをまとめて医療現場にお届けするのは、まさに卸のMSにしかできない仕事。まずはそれらのサービスを包括的に使用できる基盤である「コラボポータル」をお得意さまへしっかりとご案内していく。